完全フカセで、71cm、65cm、の真鯛ゲット
釣友Kさんは連続ヒット、驚愕の13枚、、、参りました
6月20日、いつもお世話になっている丹後半島間人の梅垣丸さんで完全フカセ釣りで真鯛を大爆釣してきました。今日のメンバーはいつもの「住友小物釣研究会」の、宮野さん、倉原さんと私の3人に運転手として便乗参加の松岡君。2週間前には軽い仕掛けで77cmと68cmを含む真鯛10枚を一人で上げての満足釣行でしたが、果たして今日はどうなることかと期待と緊張の中、港から15分ほど走って、水深45mの漁礁に到着しました。
船が南に舳先を向けて安定したところでスタートフィッシング。撒き餌のオキアミを柄杓ですくって海面に撒くと、ゆっくり東に流れながら沈んでいくフカセに最適な潮況です。この速さなら、80~100mでアタリが出るはずです。潮具合から水深も浅く潮も緩いので電動リールを使わずに、石鯛リール(Daiwa シーライン石鯛Z40WH遠投)を使って手巻きで楽しむことにしました。
道糸にゼロ号の水中ウキを付けて、ハリス7号15m、針は真鯛王12号の3本針仕掛けにオキアミを抱き合わせで2匹づつ刺して第一投。最初の15mは道糸を手で引き出して竿先から送り、あとは竿受けに竿を置いて潮任せにして流していくと、石鯛リールのスプール回転は滑らかなので、あっという間に道糸が出ていきます。カウンターが50mでクラッチを入れて2分ほど仕掛けの張るのを待つと、Daiwa船かかりづり4号―4mの柔らかい穂先に水中ウキの重さが乗ってきました。そこから、スプールを軽く押えながら120mまで流して仕掛けを回収すると、餌が残っていません。
2投目は100mで回収、これも餌が取られています。
3投目は80mで回収、ここで先針の餌がとられて上針の餌が残って上がってきました。
すると、同船者の倉原さんから90mで食いました、と声がかかり、35cmの真鯛が上がってきました。私は、何度流しても80m付近で餌をとられてしまい、真鯛の棚まで届いてくれません。潮がゆるいので餌取りが上まで上がってきているようです。梅垣船長からも「その餌取りの層をどうやってくぐるのかがポイントやな」とアドバイス。
そこで、最初の糸送りをやめて、さらに仕掛けを張るポイントを30mに上げて、そこからスプールを抑え気味にして仕掛けを浮かせて80mまで流し、餌取りの上を仕掛けが通過した頃を見計らってスプールを抑えていた指を離して一気に仕掛けを沈めてみました。
するとこの作戦が大成功。95mでスプールがジュイ~ンと逆転を開始。クラッチを入れて、道糸が水面を走り竿先が突っ込むのを待ってから、両手で竿をもって、しっかりとあわせを入れました。ドシンと魚の重さが竿の胴に乗り、巻き上げようとした手が止まりました。いきなりの大物です。強引を竿の弾力でしのぎながら浮かせたのはひれのピンと張った71cmの美鯛。
ここで、連荘を期待して仕掛けを流しますが、連荘を開始したのは倉原さんでした。流せば当たるの入れ食い状態に突入。焦る宮野さんと私を横目に35cm~45cmの食べごろ真鯛をどんどん数を伸ばしていきます。早くなった潮にあわせて、水中ウキをはずして、サルカンを2つで流したところで、
ようやく私にも110mでアタリが出て65cmの真鯛が上がり「小物は倉原さんにお任せします」と言った途端に倉原さんにも67cmの大型真鯛、さらに60cmも追加されて、完全にギャフン、参りましたです。
夕方の時合いに、ようやく宮野さんに63cmが上がり一安心。
船首で天秤ズボで釣っていた松岡君にも45cmの真鯛が上がったところで、魚を並べて記念撮影。倉原さんは、この撮影中にも160mでリールが唸って55cmを追加する始末で手が付けられません。結局、倉原さんが13枚、私が4枚、宮野さん2枚、松岡君が1枚で、倉原さんの完全勝利に終わりました。ちょっとした仕掛けの流し方の差で、釣果が大きく変わるのが完全フカセ釣りの難しいところでもあり、面白いところでもあります。帰りの車中は、倉原さんの独演会で盛り上がりながら自宅に帰りました。
翌日料理をした真鯛からは、白子も真子も出てきませんでしたが、船長いわく「最後のオスは旨い」の言葉通り、乗込みが終わって深場に帰る寸前のオスの真鯛は脂も乗って身も締まり美味しくいただきました。これからの間人沖は、完全フカセで真鯛を狙って日没後にシロイカを狙うダブルヘッダーが始まります。
★ 丹後半島間人沖、乗込み後の大型真鯛の荒食い本格化、流せば食うの確変モード
★ 完全フカセは棚合わせが肝、潮の緩い時は軽い仕掛けでフワフワ落とすが基本
★ さすがは船長、模範演技にギャフン
曇り空の6月6日、いつもお世話になっている丹後半島間人の梅垣丸さんで乗込み後の大型真鯛の連続ヒットを体験してきました。朝の8時30分に間人港に到着したのは、ご存じ「住友小物釣研究会」の、宮野さん、佐々木さん、私の3人。出船時間の9時までは、漁港のセリを見学させてもらいました。旬のアコウ、アジ、スルメイカ、など見ていてもよだれの出そうなピチピチ魚を見ている内に梅垣船長がやってきました。釣支度を整えながら状況を聞くと。「この2週間ほどは真鯛の食いが良く、連日20~30枚上がり、70~80cmの大型も混じっている」と喜ばせた後、「でも、キチンと棚を合わせないと釣れないよ」と厳しい一言も。
港から15分ほど走って、水深45mの漁礁に到着し、船が北風に舳先を向けて安定したところでスタートフィッシング。撒き餌のオキアミを柄杓ですくって海面に撒くと、ゆっくり東に流れながら沈んでいくフカセに最適な潮況です。この速さなら、50~70mでアタリが出るはずです。この日は、水深も浅く潮も緩いので電動リールを使わずに、石鯛リール(Daiwa シーライン石鯛Z40WH遠投)をセットして手巻きで楽しむことにしました。道糸にB2の水中ウキと-B2のサルカンを付けて浮力を調整し、ハリス7号15m、針は真鯛王12号の3本針仕掛けにオキアミを抱き合わせで2匹づつ刺して第一投。
最初の15mは道糸を手で引き出して竿先から送り、あとは竿受けに竿を置いて潮任せにして流していくと、石鯛リールのスプール回転は滑らかなので、あっという間に道糸が出ていきます。カウンターが45mでクラッチを入れて2分ほど仕掛けの張るのを待つと、Daiwa船かかりづり4号―4mの柔らかい穂先に水中ウキの重さが乗ってきました。ここからは、手持ち竿にして軽くスプールを押さえて道糸を出してアタリを待ちます。すると60mでいきなりリールがシュンと勢いよく逆転しましたが、合わせる前に魚が餌を離してしまったようです。昨夜の宴会のお酒が残る頭で原因を考えますがわからないまま、第2投、第3投、65mまで流して仕掛けの回収を始めると魚が付いている様子。上がってきたのは35cmの真鯛。アタリが出ないのは道糸が張れていないことが原因で、完全フカセ釣りで最も恥ずかしい「釣れた真鯛」。昼過ぎまでに45cmを追加しただけで、もう一つ調子に乗れません。
船室からそんな様子を見ていた梅垣船長、「そんなに食いが渋いかな~」と言いながら自分の釣り道具を出してきて私の横から模範演技を開始。いろいろと完全フカセ釣りの釣り方を教えてくれる船長ですが、模範演技はめったに見られません。横目で見ていると、私と同じ石鯛リールで一気に40mまで仕掛けを沈め、そこで張りを作ってからゆっくり送り込んであっという間に連続ヒットで真鯛を釣り上げました。型は35cmほどでしたが、まさに名人技に参りました。
船長は「たまたまや」と謙遜しながら、「軽い仕掛けのほうが良いのとちゃうかな」と的確なアドバイス。
すぐに水中ウキをはずして、サルカンを極小1つにして軽い仕掛けで流し始めると、すぐにアタリが出て35cmの真鯛。
次は45cm、そして50cmオーバーと夕マズメに向けて絶好調。隣の宮野さんも、サルカンをはずして直結仕掛けに替え、軽い仕掛けで連続ヒットに突入。そんな様子を見て船長も「よしよし」とうなずきながら自分の釣具を片付けて船室に戻っていきました。その後も私の確変連荘は続き、66cmを釣って記念撮影した直後の流しで、ズシンとした手ごたえで当日最大の78cmの大鯛も釣り上げ、宮野さんと仲良く10枚ずつの真鯛の2桁釣りを達成。そろそろ上がりましょうかと、船首で釣っている佐々木さんに声をかけると、なんと「まだ1枚」との事。サルカンの大きさだけでこれほど釣果に差が出るとは、完全フカセ釣りの奥の深さをあらためて実感しました
。
寄港後は恒例の船長との反省会。釣果は仲良く山分けして帰路に着きましたが、車中は雪辱を期す佐々木さんと自慢話の応酬の宮野さんと私の3人で完全フカセ談義で大盛り上がり。これからの間人沖は、まだまだ完全フカセで大型の真鯛が狙える上、待望のシロイカも釣れ始めます
年に一度の根魚釣行
★ 丹後半島沖は根魚パラダイス
★ 生きイワシを針にかけて落とせば、高級魚、超美味魚がザックザク。
★ 初心者でも底取りできたら思わぬ大釣可能
好天べた凪に恵まれた5月23日、丹後半島養老漁港の宮津丸さんで、生き餌で狙う根魚釣りを楽しんできました。いつもは、丹後半島間人の梅垣丸さんで、完全フカセ釣りで真鯛ばかりを追いかけている、おなじみ「住友小物釣研究会」の面々ですが、年に一度は宮津丸さんで根魚釣りを楽しんでいます。一昨年は鯖子の餌でジャンボアコウを数釣り、昨年は念願のヒラメも釣らせてもらいましたが、はたして今年はどうなることやら、期待と不安を乗せて倉原さん、佐々木さん、宮野さんと私の4人を乗せた宮津丸は朝の6時に養老漁港を出発しました。
釣場まで30分以上走りますので、生簀の餌を確認してその日使う針の大きさを決めることにしました。これは、餌に比べて針が大きすぎると餌の小魚の泳ぎが悪くなり、極端に食いが悪くなり、逆に針が小さすぎると、餌が刺しにくいばかりかせっかく食ってもスッポ抜けてしまうこともあるからです。この日の餌は10cm前後のカタクチイワシです。これなら、ヒラメ針の15号ぐらいが適当だと思い、ハリス5号60cmを結んだものを10本準備したところで、船がスピードを落としました。幹糸6号、間隔150cm、の2本バリ仕掛け、に捨て糸3号40cmに錘60号、先ほど巻いたハリスを付けて準備完了。岸本船長の「始めて下さい」の声がかかる前に2本バリにイワシを付けてバケツで泳がせておき、声がかかると同時に仕掛けを投入します。
待望の「水深80mです。始めて下さい」の声がかかり、すぐに仕掛けを投入。着底と同時に道糸がふけ、勢いよく回転していたスプールが止まるので、すぐにクラッチを入れて底を取り直します。底を取り直してから竿先を1mほど上げてからゆっくりと竿先を送り誘いをかけると、すぐにブルブルと竿先にアタリが出ました。1投目から幸先良しと、竿先をゆっくりあげて聞き合わせを入れて、魚が針掛りしたのを確認してからリールを巻き始めました。時々、ゴツゴツとした手ごたえを感じながら巻き上げると30cmほどのマトウダイ。さっぱりした白身で、刺身はもちろんムニエルなどにも最高のフランス料理の食材です。仕掛けを入れ直してから、丁寧に血抜きをしてクーラーに収めます。2投目もすぐにアタリが出て、今度はマトウダイのダブルです。隣の佐々木さんにもマトウダイのダブルでご機嫌です。「ここは、マトウダイのアパートですかね?」などと冗談を言っていると、今度はゴツンと大きなアタリの後、ギュ~ンと引き込みました。根に入られないようにあわてて竿を立て、最初のしめこみを耐えます。しばらく竿の弾力で耐えた後、引きが弱まった隙にリールを巻いて底を切るともう安心です。時々ギュ~ンとくる絞めこみを楽しみながら巻き上げると、大きなアオハタが水面にポカリと浮かんできました。すぐに倉原さんに玉網ですくい上げてもらい、検寸すると45cmの良型で思わずガッツポーズ。
その後も40~90mのポイントをこまめに回ってもらい、獲物を追加していきます。ハリスがよれたり傷がつくと食いが悪くなるので、準備しておいたスペアーにこまめに結び直して釣果を稼ぎます。35cmほどのアコウやガシラも上がり、いろいろな料理が頭をよぎります。背後の倉原さんの竿が大きくしなって51cmの強大なソイを釣り上げると、負けじと船尾では宮野さんが45cmのソイのダブルで応戦。私にはレンコダイが入れ食いとなって、「さすがは鯛名人!根魚釣りでも赤いの釣ってますね」との冷やかしの声も。クーラーの中が賑やかになってきたところで、時計を見ると納竿予定時刻の13時。メンバーに確認すると「延長してもらおう!」となり、昨年同様1時間の延長戦に突入。昨年は、この延長戦で40cmオーバーのガシラを2匹釣った人と全く釣れなかった人がいましたが、はたしてこの日は誰の竿に大物が食いつくか?
岸本船長は大きく船を走らせて40mの浅場に移動、ここで延長戦の1時間の勝負をかけるようです。すぐに私の竿先にアタリが出て、25cmほどのガシラ、次も同サイズのガシラ。そして、次のゴソゴソしたアタリを合わせると、ずしんと竿先に重さが乗って「大物か!?」と期待したところでスッポ抜けてしまいました。仕掛けを回収すると、餌のイワシにしっかりとした歯形が、、。憧れのヒラメのようです。悔やんでいても仕方ないので、すぐに針を16号と大きくしてから仕掛けを下すと数投目で念願のゴソゴソしたアタリ。今度は合わせずに道糸を張って待つことしばし、、、ドキドキしながら食い込みを待ちます。心臓が張り裂けそうになり辛抱できなくなった所で、ギュ~ンと竿先を絞り込みました。竿をゆっくり立てて合わせると海底付近で走り回る独特の引き味が感じられます。しばらく引きが弱るのを待って静かに巻き上げ始めると、おとなしく上がってきます。水面に顔を出したのは待望のヒラメ。いやがる倉原さんにすくってもらったのは、50cm足らずの美味しそうなヒラメ。55cmを超えるヒラメは誰が釣っても、4人で仲良く分ける約束でしたので、大喜びの私とメジャーを何度も当てる他の3人。ここで、タイムアップで帰港する事にしました。
私の釣果は、ヒラメ50cm、アオハタ45cm、アコウ35cm、ソイ40cm、ガシラ4匹、マトウダイ5匹、レンコダイ7匹、の計20匹の大漁。他のメンバーもソイやアコウ、ガシラを数釣っての満足釣行となりました。恒例のラーメンも食べず自宅に一直線、早速夕食の準備にかかります。ヒラメ、アオハタ、アコウ、ガシラ、ソイ、の夢の根魚の刺身盛り合わせ。歯ごたえや甘味、脂ののりの違いを家族で食べ比べ、わいわいがやがや、吟醸酒も進みます。新鮮なアラは、濃いめの味付けでさっと煮付けると、これも最高です。てんぷらや塩焼きが登場する頃には、寝不足と酔いで意識不明の夢心地、幸せな1日を過ごす事ができました。これからの丹後沖の根魚釣りは、旬のアコウが絶好季。絶対にスーパーの魚屋さんではお目にかかれない高級魚を狙って出かけてみませんか。
★ ようやく来ました丹後半島間人沖に、乗込み大型真鯛が急襲
★ 釣れる真鯛は良型揃い、連続ヒットで船上パニック
★ 竿の根元まで曲げる強引はハラハラドキドキ
小雨予報の5月16日、いつもお世話になっている丹後半島間人の梅垣丸さんでは乗込み大型真鯛の大爆釣でした。この日のメンバーは、おなじみ「住友小物釣研究会」の砂山さん、倉原さん、佐々木さんの3人の仕立てに、潮上で皆さんのお土産の小物釣りに専念する事を条件に便乗させてもらいました。朝の9時に港に到着、早速梅垣船長と作戦会議。「一昨日は深場に入って、大型真鯛らしきバラシ1回、青物らしきバラシ1回、で中型真鯛がボツボツ。昨日はどこに行っても食いが悪く、夕方にハマチ狙いで浅場に入ったら85cmの真鯛が上がった。例年なら乗込み真鯛の最盛期で、数、型ともに絶好調の時期なのだが、今年は数が上がらない。そろそろ大爆釣の予感もするけどな~」との事。いろいろ話した結果、まずは水深75mの深場で大鯛を狙って、だめなら浅場に転進する事にして出船。この判断が大当たりとなりました。
今にも泣きだしそうな曇り空のもと10分ほどで漁礁に到着して錨投入。船が南風に向いて止まるのを待って、錘10号を付けて潮具合を確認。すると、上潮は南風に押されて北に押され、中ほどでは南に入り、底付近で西へゆっくり流れると言う3枚潮、で釣りにくそうです。3人が完全フカセ仕掛けを流し始めたのを待って、私は船首から錘30号で胴付フカセを開始しましたが、底潮がほとんど流れておらず、アタリなし。数投目にようやくアタリが出て、下針に30cmほどのチダイがあがってきました。すぐに、倉原さんの完全フカセに60mでアタリが出て、55cmほどの奇麗なメスの乗込み真鯛が上がってきました。これなら船の直下で良型真鯛も期待できるかと思い、私も早速天秤ズボに仕掛けをチェンジ。天秤に錘30号、撒き餌かご、ハリス7号15mの3本針仕掛けを付けて60mまで落とし、ゆっくりと10m巻きあげます。これで撒き餌の帯の中に仕掛けが漂うはずです。しばらく待ってから、撒き餌の沈下速度をイメージしてスプールから道糸をゆっくりと引き出していきます。5mほど沈めたところで、アタリがあり、30cmほどの真鯛をゲット。すぐに仕掛けを入れ直すと、10mほど送った所で竿先を押さえるアタリが出て、心地よい三段引きで50cmほどのお腹パンパン真鯛が上がってきました。どうやら真鯛の食い気は良いようです。
これで、連続ヒットかと期待しましたが、しばらくアタリが途絶えてしまい「このサイズの真鯛なら入れ食いになるはずだけどな~」と船長と話していたところで、仕掛けを回収中の倉原さんの竿が残り30mで大きく曲がりました。典型的な青物のアタリです。竿の曲がり方からみて、ヒラマサの可能性もあり、取り込みに備えて船長は厚手のゴム手袋を装着、私も足回りを片づけて玉網を持って準備完了。何度も竿を伸されそうになりながらもドラグの滑りで耐え、サルカンまで巻き上げたところで倉原さんのお役目終了。錨ロープやプロペラに巻かれないよう船長が強引に仕掛けを手繰り上げ、浮かんだ魚を反転する間を与えず私が玉網入れして仕留めたのは、残念ながらヒラマサではなく75cmのメジロ(小ブリ)。このやり取りの最中に砂山さんが50cm弱の真鯛をゲット。どうやら潮具合は良くないけど、魚の食い気は良さそうです。この後、どうしたことか砂山さんに連続3回アタリが出ましたが、いずれも巻き上げ途中で針外れでのバラシ。これにはさすがの砂山さんも意気消沈。
ここで悪い流れを変えるため、梅垣船長がいったん錨を上げてポイントに付け直してくれました。すぐに佐々木さんに大きなアタリで64cmの真っ黒な乗込みカラーのオス真鯛が上がり結果を出してくれました。その取り込みが終わった所で、倉原さんに当日の最長寸となる81cm。竿を根元まで曲げての奮戦でした。2年ぶりのオーバー80に満面の笑顔、がっちり握手のあと明るいうちに記念撮影でもしようかと準備をしていたところに、砂山さんの竿が舞い込みました。愛竿を満月に絞り込む好敵手を相手に真っ赤な顔をして踏んばる砂山さん。カメラを向けても余裕ありません。浮かんできたのは、体高のある奇麗なメスの大型真鯛。実は、砂山さんだけが「住友小物釣研究会」でなぜか80cm以上を一枚も上げていないので、期待は高まるばかり。緊張の検寸の結果、痛恨の78cmでしたが、本人はもちろん大満足。すぐに佐々木さんが62cmで後に続き、船上は大賑わい。完全フカセで入れ食いになると、私の天秤仕掛けには真鯛のアタリは期待できず、カメラマンと取り込み助手になって船上を走りまわり、釣れる真鯛の型が良いので18時にはクーラーが万タンとなって帰港しました。
釣果を数えると、真鯛は15枚(81cm、78cm、60cm台が4枚、50cm台が6枚、40cm台が3枚)、メジロの75cmと良型揃い。久しぶりの大爆釣となりました。
私は、取り込み手伝い料として62cmオスをもらい、自分の釣った50cmのメスと2匹を持って帰り料理開始。定番の白子の酒蒸し、真子の煮付け、刺身で晩酌。うまい肴には冷えた吟醸酒がピッタリ。残った身で、さつま揚げと蒲鉾作りにもチャレンジ。フードプロセッサーで細かくした後、塩、砂糖、卵白、片栗粉、などを入れてすり鉢で20分ほど粘りを出します。エンドウ豆やニンジン、ゴボウ、玉ねぎなどの野菜を混ぜて、150度ほどの油で揚げると出来上がり。アツアツを生姜醤油でハフハフ言いながらビールをゴクリ。嫁さんから、「この瞬間だけは釣り好き、料理好きの旦那と結婚してよかったとしみじみ実感する」とおほめのお言葉で、この時とばかりに、今後の釣行計画の許可を頂きました。
今後の間人沖は、しばらくは遅れていた真鯛の乗込みが期待でき、毎年7月頃にはシロイカが上がり始め、本格的な船釣り最盛期を迎えます
★ 春の丹後半島網野沖、友人のボートで船釣り満喫
★ 午前中はお土産のチダイとハマチを狙って、夕方は一発大物狙いのダブルヘッダー作戦がまんまと的中
★ 狙い的中!!胴付フカセでチダイ25~35cmを22匹、完全フカセで真鯛67cmをゲット
★ 乗込み最盛期!真鯛は白子、チダイには真子がパンパン
★ 絶品! 白子の酒蒸しと鯛飯
どうしても真鯛の白子の酒蒸しが食べたくなって、丹後半島網野の友人に頼んでプレジャーボートで船釣りを楽しんできました。汗をかくほどの晴天に恵まれた5月9日、朝の9時に網野浅茂川漁港横の係留場所から出船しました。前日に、いつもお世話になっている間人の梅垣丸さんに最近の釣況を確認したところ、「例年なら乗込み真鯛の最盛期で、数、型ともに絶好調の時期で、80cmクラスの大物が上がり始めたが、数が上がらない。潮加減が悪いのか、食い気がないのか、少し遅れているかもしれない」との事。
そこで、友人と相談して、「最初は漁礁のそばに船をかけてお土産のチダイやハマチを狙い、夕方の時合いに完全フカセで一発勝負の真鯛を狙う事」にしました。最初のポイント、水深65mの人工漁礁の潮上100mほどのところにアンカーリングしてもらいました。早速30号の錘だけを底まで落として潮況を確認。上潮が速く、100mで仕掛けが着底を確認。しかし、大きくふけた道糸を巻いて底を取り直すと90mと10mも浅くなります。しばらくそのまま待っていても、30号の錘が潮下に流される事もありません。この事から、上潮が速く底潮がほとんど動いていない最悪の2枚潮とわかります。真鯛の泳層は底付近ですので、天秤ズボ仕掛けで底付近を狙っても、仕掛けがダランと垂れ下がり、撒き餌も潮下に流れてくれないので、期待できません。
そこで、梅垣船長に教えてもらった「胴付フカセ」で釣る事にしました。全長20m、エダス1m、7本針の胴付仕掛けの上に撒き餌かごを付け、下には30号の錘を付けて底まで落とし、錘を底に付けたまま、上潮に道糸を引かせて仕掛けを潮下に倒しながら、潮下の魚を狙う釣り方です。カウンターが70mのところで着底を確認し、いったん撒き餌を振ってから、クラッチを切ってスプールを親指で押さえながら、ゆっくりゆっくり道糸を送っていきます。早く道糸を出しすぎると、鯛が食う前に仕掛けが倒れてしまって餌取りの餌食になってしまいます、その速度は1分で5mほど。アタリは、親指の下でスプールが「ジュン」と逆転するのですぐに分かります。数投目、道糸をゆっくり送っているところでアタリが出て、30cmクラスのチダイをゲット。この時期のチダイは真子を持っていてお腹もパンパンです。
これからが入れ食いタイムのスタート。仕掛けを入れて道糸を10m前後送った所で、30cm前後のチダイと真鯛が気持ちの良いアタリを出してくれます。そこで、少し余裕が出て、追い食いを狙う事にしました。アタリが出ても仕掛けを巻き上げずに、スプールを押さえながら道糸を送っていくと、10mほど送る間に竿先に第2第3のアタリが続き、親指の下でスプールが力強く逆転し始めました。うんうん言いながら仕掛けを上げると、7本針にチダイ4匹にハマチ2匹の準パーフェクトでびっくり。こんな調子で入れ食いタイムが続きましたが2時間ほどで餌取りが寄ってしまい、アタリが遠のきます。そこで、錘を30号から20号に変えて、少し沖側を探ると、またも入れ食いタイム。餌取りが増えると錘を軽くを繰り返し、錘を8号まで落としたところで時計を見ると15時。チダイを22匹、ハマチ3匹で土産も十分できたので、夕方の真鯛狙いにポイントを移動する事にしました。
今度は大鯛を完全フカセで狙うため、漁礁から200m離してアンカーリング。ハリス7号15m、針は真鯛王12号の3本針の完全フカセ仕掛けにサルカン2つを付けて流してみます。150mまで流して仕掛けを回収すると餌が残っていません。これでポイントを100~130mと想定しました。ポイントが絞れたので、次は食わせです。2投目は90mでクラッチを入れてスプールの回転を3分ほど止めて、道糸の張りを待ちます。しばらくすると、愛竿「Daiwa伊勢湾真鯛攻め270G」の7:3調子の竿先に、サルカンと餌の重さが徐々に乗って、ゆっくりと曲がってきました。今日のような2枚潮では、竿先から先針までを一直線に張り込まないと真鯛は食ってはくれません。
そこからスプールを指で押さえて、ゆっくり流れる底潮に仕掛けを乗せて120mまで流してみましたが、アタリはありません。ゆっくり竿先を持ち上げて、その重さで付け餌が残っていることを確認してから、一旦110mまで巻き上げて、しばらく真鯛に食う間を与えてからもう一度ゆっくりと仕掛けを流し始めたところで、前触れもなくいきなりスプールが「ジュジュジュ~~ン」と逆転して、「Daiwaシーボーグ500ZFT」の自動クラッチが「カシャン」と音をたてました。魚の重さが竿の胴に乗るのを待ってから合せを入れると「ドシン」としっかり針掛りしてくれました。すぐに竿を立てて、電動リールで巻き上げを開始しましたが、時々ドラグを滑らす強引で楽しませてくれます。やがて、ポカンと沖に浮いたのは67cmの真っ黒なオスの乗込み真鯛。しばらくして2枚目の45cmのメスの真鯛を追加したところで、日没、ストップフィッシングとしました。もちろん釣友のクーラーも、真鯛、チダイ、ハマチでお土産十分で狙い通りの満点釣行となりました。
翌日、大鯛からはたっぷりの白子が出てきて思わずニンマリ。釣果の大半は、以前から「話ばかりでなく、たまには魚を持ってこい」と言っていた会社の友人に届けてあげました。彼のお母さんと奥さんが大喜びの中、料理担当の彼は「ものには限度があるやろ」と一言。これでしばらく会社であっても「魚を持ってこい」とは言われなくて済みそうです。我が家では、3匹の真鯛とチダイで、鯛飯、天ぷら、刺身、そして友人宅に届けた大鯛の腹からこっそり取り出した白子の酒蒸し。念願の白子の酒蒸しは、とろとろねっとり、甘くてお酒のあてには最高でした。
これからの丹後沖の船釣りは、真鯛の乗込み最盛期で、大鯛一発勝負もよし、胴付でコツコツヒットを稼ぐもよし、最高の季節を迎えます。
丹後半島間人沖で桜鯛
楽釣
友人の仕立てに便乗、船首から胴付フカセで桜鯛を連続ヒット
真子と白子で春を満喫
釣友は70cmのメジロもゲット
暑いぐらいの晴天に恵まれた4月18日、丹後半島間人の梅垣丸さん(090-5976-8493 0772-75-2368)で春の桜鯛釣りを楽しんできました。
この日は、おなじみ(?)「住友小物釣研究会」の、砂山さん、宮野さん、佐々木さんの仕立てに、船首に便乗させてもらいました。快晴、凪模様の間人港に朝の9時に到着。梅垣船長と早速作戦会議。
「毎年狙っている水深55mの春の真鯛ポイントはハマチが入れ食いで、ハマチに混じって真鯛が上がる状態。1週間ほど前から水深75mの深場に入って潮がよければ60cm以上の真鯛が2~3枚混じりで船中20~30枚あがることもあるけど、はずれもある。さ~どっちに行こうか?」と船長。釣友たちは「自然相手の趣味だから釣れる釣れないはその日の運。でもせっかくだから、深場に賭けてみようか」で、船は漁礁へ一直線。
港から15分ほど走って、水深75mの漁礁の潮上にアンカーリング。船が安定するのを待って30号の錘で底を取り、潮況を確認します。オモリの落ち始めは道糸が大きく潮下にふけますが、錘が底に着いて道糸を張ると90mで着底しています。どうやら、上潮は早く底潮はほとんど動いていない最悪の2枚潮
のようです。底潮が動かないと魚は口を使ってくれません。苦戦の予想の中、船尾の3人は完全フカセ、私は天秤ズボで実釣開始。
ハリス7号20m、針は真鯛王11号の3本針仕掛けで錘30号と撒き餌カゴを天秤に付け、底から仕掛け分を上げた70mから探り始めます。すぐに35cmほどの真鯛が連続で竿を曲げてくれました。「これは、入れ食いになるかも」
、と期待しましたが、底潮が動いていないので撒き餌が効かず、すぐにアタリが止まってしまいました。
そこで、船尾の3人を冷やかしに行きました。やはりこの潮では、撒き餌は上潮で遠くに流され仕掛けは手前に落ちてしまうため完全フカセは大苦戦。3人で手分けして探っているようですが、まだヒットポイントが絞れていないようです。船尾で船長と雑談していると砂山さんのリールが「ジュ~ン」と良い音を立てて逆転開始。合わせると大きく竿が曲がりました。砂山さんは満面の笑みで
200mから魚を浮かせに入ります。慎重なやり取りの末、私の構えた玉網に収まったのは70cmのメジロと40cmの真鯛のダブル。大喜びの砂山さん、いよいよ時合到来と気合の入る二人、しかし3人の期待をよそに次が続きません。
綺麗な青空の下でお昼ご飯を食べてから釣り座に帰って梅垣船長と作戦会議。
「底潮が動いていないから、天秤ズボでは撒き餌も効かないし仕掛けが真下に垂れ下がって食いが悪いのでは。一度 上村
すぐに、エダス7号1m、間隔2m、6本針の胴付仕掛けに30号の錘を付けて投入。錘が底に着いたら撒き餌を振りながら、クラッチを切ってゆっくり道糸を送っていきます。これなら、道糸が上潮に引かれて撒き餌カゴを潮下に持って行ってくれるので、広い範囲に撒き餌を振りながらポイントを探ることができます。
2投目ですぐに結果が出ました。着底後に5mほど道糸を送って仕掛けを倒したところで、スプールを押えていた親指の下でジュンとスプールが回転してアタリが出ました。上がってきたのは40cmを超える真鯛。ここから入れ食いがスタート。
着底後5~30mでアタリが続き、30~45cmの真鯛がチダイ交じりで上がってきます。船尾の完全フカセ組の不調を尻目に2桁釣り(12枚)
を達成。船長も「な~、言ったやろ」と笑って見ています。
船尾の3人にも「胴付フカセをしたら食いますよ」と声をかけますが、「男は黙って完全フカセ」と最後まで大物を狙い続け、結局大物は出ませんでしたが各自4~5枚で満足釣果となりました。
私は、真鯛のオスとメスを1枚づつとウマズラをクーラーに納めて、残りは皆さんに進呈しワイワイガヤガヤ反省会と自慢話の混じる車を運転して帰路に着きました。翌朝料理を始めると、真鯛のお腹には期待通りに真子と白子が入っていました。
白子は、兜、豆腐、ねぎ、きのこ、などとともに酒蒸しで頂きましたが、むっちりとろ~りで最高でした。これからの丹後沖の船釣りは、5月いっぱいまで真鯛の乗込みの数釣りが期待でき、6月は産卵の終わった一発大鯛、そして待望のシロイカ釣りと楽しい季節が続きます。人気の梅垣丸さんも平日限定で最大3人までで乗り合いを始めたそうです。完全フカセ釣りを基本から教えて欲しいと思っている人は、一度電話で問い合わせてみてはいかがですか(すいません、5月は予約でいっぱいとの事ですので、6月以降で、、、)
丹後半島間人沖でいよいよ桜鯛開幕
完全フカセで狙う真鯛とハマチ、水温も上がってアタリも明確
真子も膨らみ、春爛漫
イルカ
の大群が去った後は入れ食いタイムのスタート
陸の上では、WBCで日本が優勝、プロ野球開幕も間近に控え春爛漫ですが、丹後半島の海の中にも春がやってきました。そろそろ真鯛狙いの完全フカセ釣りで、数が出る季節になりました。
そこで、3月20日(土)に、間人の梅垣丸さん(0772-75-2368)で出船してきました。今日のメンバーも、おなじみ(?)「住友小物釣研究会」の、砂山さん、宮野さん、私の3人に、船首に便乗の倉原さんを加えた総勢4人。
この季節には珍しい、快晴、凪模様の間人港に朝の9時に到着。出船準備を終えて待っていた梅垣船長と早速作戦会議。
「このところ完全フカセ釣りでは真鯛の数釣りで20~30枚と本格化してきたし、さらに70cmクラスのメジロも5~6本混じり好調。水深90mの深場で天秤ズボ釣りしても、30~35cmのチダイが入れ食いになったけど、チダイ釣りに行くか?」と完全フカセの真鯛釣りしかしないわれわれの性格を知りながらカマをかけてきます。こんな時は、突っ込みを入れずに黙って完全フカセの仕掛けを道糸の先に付けて意思表示。梅垣船長も笑いながら完全フカセのポイントに船を進めます。気心の知れた者同士、出船前のこんなやりとりも楽しいものです。
15分ほど走って水深55mの早春の真鯛ポイントに到着。この間人沖は港からポイントまでが近いので、実釣時間も長く、船酔いする人にも助かります。錨を入れて撒き餌のオキアミを水面に巻きながら、ハリス7号15m、針は真鯛王12号の3本針、の完全フカセ仕掛けを流し始めました。
まずは、撒き餌の沈み方と道糸の角度を見ながら潮況を読むことから始めます。潮任せに仕掛けを流し、時々道糸を張ると潮の早さが分かります。この日は、上潮も底潮も東にゆっくりと流れる逆潮です。これを見た船長から「午前中は逆潮の時に大物が釣れるポイントがあるので試してみよか」と声がかかり、すぐにポイント移動しました。
10分ほど走って新しいポイントでの第一投。リールのカウンターが40mになるまで自然に仕掛けを流したところで、クラッチを入れて仕掛けを張ったとこるで竿先をギュンと押さえるアタリが出ました。幸先良しとアワセを入れて巻き上げると45cmほどのハマチ。その後、ハマチやウマズラがリールのスプールを逆転させてクーラーも賑やかになってきました
。
そろそろと、大型真鯛への期待が高まりましたが、1時間ほどでアタリが止まってしまいました。このポイントでお昼まで粘りましたが、結局真鯛は上がらず、船長も首をかしげながら、最初の数釣りのポイントに引き返しました。
しかし、ここでもアタリが出てくれません。そんな時、梅垣船長が沖合に灰色の背びれを発見。もしかしたらと思っていると、背びれの数がどんどん増え、そしてあの愛嬌のある丸い頭の動物の大群が、、、。そうですイルカの群れです
。
水面を走る姿が見えているだけでも数十頭、海中には数百頭がいるのでしょうか?ジャンプする奴や船の周りに遊びに来る奴など、すごい数です。しばし、仕掛けを上げて「フォエールウォッチング」ならぬ「ドルフィンウォッチング」を楽しみました。「クーラーの中のハマチに針を付けて流したら入れ食いだぞ」と誰かが言いましたが、「イルカを釣って楽しいのか」との鋭い突っ込みで大笑い。丹後の海の自然の豊かさに感激しつつ、「これじゃどこ行っても釣れんわな」と大人の納得。
イルカの群れも去った所で14:00戦闘再開。最初にアタリを出したのは宮野さん。80mから40cmの真鯛とハマチをゲット。
すぐに砂山さんが「えへへ、45mで来ましたよ」と40cmを釣り上げます。
その後も、宮野さんと砂山さんは交替で真鯛を上げ、船首から5号錘の天秤フカセで流し込んでいた倉原さんにも35cmクラスの真鯛が連続ヒットしています。
しかし、私にはアタリがあっても針掛りしてくれません。
ようやく小さなアタリを掛け合わせると、ウマズラが上がってきました。私はスプール回転が彼らの電動リールより軽い石鯛リールを使っているので、仕掛けが深く沈んでいたようです。
理由がわかれば対策が立ちます。次の流しではスプールを押さえて仕掛けを浮かせながら流してみます。すると90mでジュンと勢いよくスプールが回転して50cmのメスの奇麗な桜鯛とハマチが上がってきました。
彼らは5~6枚づつ上げているので、お土産は貰えそうですので、私は大物狙いに専念。30m付近から道糸を張って、張って、仕掛けを浮かせ気味に流して、撒き餌の筋の上の棚をしつこく攻めていきます。すると60mで、スプールを軽く押さえていた親指の下で、ジュジュジュ~ンと力強くスプールが逆転を開始。すぐにクラッチを入れてリールを巻きながら竿先を潮下に送り、魚の重さが竿に乗った所で思い切り竿先を潮上にあおってアワセを入れると、ガツン、と途中で止まる大物の乗り。
「へへへ、でかいですよ~」と皆に声をかけ
、やり取りを開始。船長が玉網を持って横に来たところで強引が来て、針外れで痛恨のバラシ
。
無言で玉網をかたずける船長、釣友たちは「ありゃりゃ残念」と言いながらも目が笑っています。戦意喪失で愕然としている私の横では、砂山さんと宮野さんがとどめのダブルヒット。ここで、南風が強くなって船がポイントから外れたところで、沖上がりとしました。
結局、同船者が各自5~7枚の真鯛を上げる中、私の釣果は真鯛1枚、ハマチ4匹、ウマズラ、で最下位になり、下船時に、皆のクーラーから真鯛を失敬して持ち帰る羽目になりました。持ち帰った真鯛は脂ものって食味最高!中指ほどの真子も入っており、待望の乗込みシーズンの到来を感じることができました。
定番の刺身や鯛シャブ、煮付け、塩焼きに飽きた人は、トマトソース煮込みがお勧め。ビニール袋に、小麦粉、塩、コショウを入れて、その中に一口大に切った切り身を入れて粉をまぶし、脂を薄く塗ったフライパンで両面をこんがり焼く(これだけでも美味)。そこに、ビン詰めのトマトソースとケチャップ、お湯を少し入れて5分も煮込めば出来上がりです。40cmほどの真鯛なら、一人で1枚食べてしまいます。
これからの丹後沖はいよいよ真鯛の乗込みが本番。1年でもっとも真鯛が釣れるシーズンです。完全フカセ釣りは、最初慣れるまでは感覚がつかみにくい釣り方ですが、奥が深く、数、型、ともに真鯛釣りが楽しめます
いよいよ春間近の丹後沖の船釣り、友人のマイボート
で行ってきました網野沖
3年間、50回の釣行でなんと、70cm以上11枚、80cm以上6枚、90cm以上1枚、「完全フカセ」で大鯛
釣る秘訣をこっそり(?)教えます
水深90m
の深場でも「完全フカセ」で大鯛狙い
潮が全く動かない悪条件でも「縦の完全フカセ」で大鯛、大メダイを連続ヒット
脂乗り乗り、引き味も食味も最高
、丹後の魚は最高です。
2月28日(土)、晴れ間と凪に恵まれた早春の丹後半島網野沖に真鯛とメダイを狙って、友人のマイボートで釣行しました。いつもは、間人の梅垣丸さんで(hpで予約するより直接電話したほうがちょっと安くしてくれます:電話番号0772-75-2368)50~60mの比較的浅い漁礁を中心に完全フカセ釣りで真鯛を狙っていますが、今日は網野沖の水深90m付近の深場の漁礁を狙っての釣行です。
朝の9時に出船し、2月とは思えない快晴の元、20分ほどかけて狙いの漁礁に到着し、魚探でポイントを探るものの、あまり良い反応は出ていません。一旦錨を下ろして仕掛けを下ろして潮具合を確認すると、船は北東風に船首を向け、上潮は風に押されて南西に流れますが、底潮はほとんど動いていないようです
。そこで、漁礁のすぐ際を狙うために、錨を漁礁のすぐ東側に打ち直して、本気モードで実釣開始。
早速第一投目でアタリを出したのは釣友でした。完全フカセ仕掛けにマキエカゴをつけてゆっくり仕掛けを沈めていき、70mで50cmの真鯛を釣り上げました。
私は間人の梅垣船長直伝の「縦の完全フカセ釣り」に挑戦。私が今までに釣った70cm以上の大鯛18枚のうち10枚はこの釣り方で釣っています。
通常は水深90mの深場では、仕掛けがフワフワと漂ってしまい、棚が合わせにくいので完全フカセ釣りをする人は少ないですが、この日の様に潮が動かない時には、マキエさえ効かせれば、縦方向に餌取りと大型魚を分離する事が出来ます。まず仕掛けを入れる前に、マキエのオキアミを水面にパラパラと撒き続けます。餌取りの小魚は泳力も弱く、他魚に襲われるのが怖く漁礁から離れる事が出来ませんが、大型魚だけがマキエにつられて上に上にと上がってくれるはずです。
15分ほどマキエを続けたところで、ハリス7号15m、針は真鯛王11号の3本針の自作の完全フカセ仕掛けにサルカンの上に水中ウキ(-B)を付けて仕掛けを投入。仕掛けは真下に落ちるため、先針が海底から15~25mに入るカウンターが50~60mがヒットポイントと想定しました。
50mまで糸をフリーにして落とし、そこでクラッチを入れて2~3分待つと竿先に水中ウキの重さが乗ってきました。これで竿先から水中ウキまでが一直線に張りました。ここから、パラパラと降り注ぐマキエにつられて漁礁から浮いてきた大型魚が付け餌を食ってくれるためには、3つのポイントがあります。
1つ目は仕掛けの張り方。下から上がってくる魚にハリスが見えなくするため、常に道糸を張って付け餌の沈下を先行させること。そのため、道糸が張ってから一旦リールを5mほど巻き上げて、仕掛けの付け餌を確実に先行させます。
2つ目はマキエと同じ速度で付け餌を落とすこと、です。オキアミの比重は海水とほぼ同じの1.03ですので、その沈下は、あっちにユラユラ、こっちにユラユラ、10~20秒で1m!とも言われ、みなさんが思っているよりずっとゆっくりです。
3つ目は、魚の食う間を持たせること。20年以上も生きてきた70cm以上の真鯛は非常に用心深く、簡単に付け餌を食ってはくれません。時々スプールを押えて仕掛けの沈下を止めて1分ほど待ち、魚に付け餌を見せて意識させた後、もう一度沈下を始めた瞬間に突然食ってくるのが、「縦の完全フカセ」のヒットパターンです。
30分ほどたってマキエが棚に届き始めた頃、最初のアタリが出てくれました。55mでスプールを押えて止めていた親指を緩めて仕掛けがゆっくりと沈下を始めたところで「ジュイ~ン」と大きな音を立てて親指の下でスプールが高速回転を開始。DaiwaのシーボーグZ500FTが「ピピピピピ」と警告音を発した後「カシャン」と自動クラッチが入り、竿の胴まで「ギュ~ン」と海中に突っ込みました。
狙い通りの大物のアタリです。思い切り竿をあおって合わせを入れ、ドラグを滑るままに、とにかく竿を立てます。海底までは20mありますので、竿さえ立てば余裕があります。竿の弾力とドラグを使って魚の強引をあしらいながら、電動リールの巻き上げレバーを中速に合わせ、巻き上げを開始。最初はウンウン唸って止まっていたリールが、魚の強引が止まった隙に少しづつ巻き上げてくれます。真鯛にしては首を振る独特の感触がなく一直線の引きはメダイのようです。5分ほどのやり取りでようやく水中ウキまで巻き上げ、仕掛けを手繰って浮かせたのは予想通りの80cmのメダイ。よく引いたはずです。メダイの自己記録更新です。釣友から「今のメダイは脂が乗って最高、浜値も真鯛より高いですよ
。」と嬉しい声がかかりました。
すぐに仕掛けを投入してから、メダイを締めて丁寧に血抜きをしてからクーラーに収納しておきます。リールのカウンターを見ると50m。クラッチを入れて、しばらく待って道糸を張ってから、先ほどと同じように手持ち竿でジワジワと仕掛けを沈めていきます。先ほどのメダイの料理法を考えていると、55mで竿先をコツコツと震わせるアタリ。そのまま竿先を海面に近づけていくと、「ジュイ~ン」とリールが逆転してくれました。自動クラッチが入るのを待って大きくあわせると、今度も「ズシン」と竿に乗りました。首を振りながらギュンギュンと締めこむ引きを楽しみながら巻き上げると、73cmの綺麗な真鯛が上がってきました。
しかし、次のアタリは強烈でした。60m付近で前アタリもなくいきなり「ジュイ~ン」とリールがうなって、竿を立てようとする間に10m以上も糸を出されてしまいました。漁礁に持っていかれるとまずいので、ドラグを少し締めたところで強引が来て、立てていた竿が伸されて水中に突っ込んだところで無念の針はずれ
。
油断していたので、きっちりした合わせが入れられなかったのが原因です。これで、群れが散ったのか2時間ほどアタリが途絶えましたが、16時頃から夕方の時合いが来たのか、釣友と入れ食いタイムがスタート。70cmのメダイ2匹と50cmの真鯛を追加。釣り方を私に合わせた釣友もメダイを追加した後、超弩級の引きが来ましたが、ようやく浮かせて仕掛けを手繰り始めたところで最後の強引が来て、ハリス8号をぶち切られて痛恨のバラシ。ここで、日没、沖上がりとしました。
私は、真鯛2枚とメダイ1匹を持ち帰り、翌朝から料理を開始。釣友が言っていたとおりメダイには脂が乗って、血もきれいに抜けていて最高のコンディション。夕食は、カルバッチョと酒蒸し。家族皆で真鯛とメダイを食べ比べ、「私は真鯛派」、「俺はメダイ派」、と食味の違いを楽しみました。翌日は、昆布〆にシャブシャブ、それでも残った身は、味噌漬け、粕漬け、幽庵漬け、と3種類の漬け焼き用にして冷蔵庫で保存しておきました。
これからの丹後沖は、いよいよ真鯛の乗込みが本格化して、40~50cmクラスの2桁釣りはもちろん大型真鯛のチャンスも十分。初心者でもアタリの出しやすい「完全フカセ釣り」入門の好機です。春はそこまで来ています